これが無い！！！

裏山に、いつものこの時期ならば、滑って転ぶほど落っこちているこれが無い！！
楢も栗も、ナナカマドでさえが実をつけていない。
こんな秋は初めてです。
子どもが小さかった時、たくさんのドングリを拾ってリースをつくったり、色んな工作が当たり前にできました。

でも、今年は、それこそ　”一粒も”落ちていない・・・
これでは、熊をはじめ山の生き物は耐えられないでしょう。

やむを得ず里に下り、命を絶たれた数の多いこと。
確かに、遭遇すると大変なことはわかりますが。
この事情を思うとつらいものが有ります。

我が家には、植えたはずはないのに柿の木があります。
たわわに身をつけ、折れんばかり。
さりとて、市販の富有柿等とは比べ物にならない小さな渋柿。
でも、熟せば甘くておいしい食べごろとなります。
木が折れてしまうので、ある程度収穫しましたが、特に食べるわけでもなし。
バケツ数杯分の柿の実を目の前に、餓えた山の住人を思うと、申し訳なくて・・・・

この不作も、地球温暖化による異常気象が原因と思えば、人災。
やっぱり申し訳ない。
家の柿、これだけあったら何頭が何日間しのげるのかな。
危険を冒して人里に下りずに済むのかな・・・

クマよけのための鈴を鳴らしながらやってきた生徒さんをみて、その深刻さを感じました。
地球を壊していること、真剣に考えなきゃ・・・