中途半端な時間を調整するためしばしの滞在、名城公園。
名古屋城裏にある大きな公園です。
天気、気温、風すべてに公園日和の日曜日。
親子連れや、カップル、ご夫婦が思い思いに時を過ごす平和な光景。
自分が座っていたベンチの目の前、この公園で見られる野鳥の紹介看板。
公園には、本格的なカメラを担いだ野鳥撮影の方もいらっしゃる。
そんな中、看板の前にたたずむ年配の方４人。
「野鳥って書いてあるけど、カラスやスズメって書いてないねぇ。ここにもいるのに、可愛そうだわ」

ふむふむ。
珍しくはありませんが、横を見ると３羽のスズメと、斜め上にカラスさん。
えさを探しながら、跳び歩くすずめの可愛さと、何か考えていそうなカラスが実は大好きな自分。
町でカラスを見つけると、何を考えているのかお話してみたくなるんです。
きっとお困りの方も多いでしょうが、彼らも日々を懸命に生きているんです。
そう思うと、カラスの歩き方のユーモラスさとその表情の豊かさ、周りを見て動いている判断力の的確さ。
本当に魅力的な鳥なのです。
居住空間においてせめぎあっているようなところがありますが、人間だけのものと思うところから色んなことが起きている気がします。
人の所有権は彼らには関係ないし・・・

ってことで、落ちてくるドングリを彼らが食べやすいよう、殻を割って置いてきました。ちょっとだけどね。
また、会いましょう！