以前は、ＣＤプレーヤーが必須だった。
でも、ディスクを持ち歩くわけで、傷がつきやすいし何せ、かさばる。
それを、ウエストポーチなんぞに仕込んで聞きながら作業・・・なんてことをしてたっけ。
今では、デジタルオーディオプレーヤーなるものが普及。
ハードディスク内蔵型と、フラッシュメモリ使用タイプがあるけれど、どちらも小型軽量。
ポケットにチョコッと、衣類にポケットの少ない女性には、首にかけられるようになってるのは便利。
バスなんぞで移動することの多い我が家のメンバーにとって、必須アイテムなんです。
車の場合は、カーオーディオがあるのでＯＫですが、公共交通機関の場合は無理。
かといって目で読むものは５分持たない。
つまり酔ってしまうんで・・・。
かつては、何もできない手持ち無沙汰のその時間を、景色を見ることや頭の整理に使っていた・・・自然と。
でも、それがなくなり、落ち着いて見つめなおす「時」や、何気ない風景に「気づく」という機会が減ってる。
便利はうれしいけれど、こうして人は「総括」をしなくなるんだろうか・・・なんて少し不安に。
最近は、意識して「無音の時」を作るようになりました。
どんなに大好きな音楽でも、ヒーリングミュージックでも、集中しているときは聞こえていない。
私の場合やっぱ「無」は必要みたいです