小学校では、よく見かける「二宮金次郎」さん。
”家が貧しく、薪を売りながらも勉強をして偉い人になりました”という話だったっけ。
よく考えると、学校で、この像の意味を教わった記憶は無い・・・。
なんとなく、口伝でこのような意味だと感じていたように思います。
子供たちに、勉学の大切さを教える比喩に使われていたんでしょうね。

実際の二宮尊徳が有名なのは、がんばって勉強したからだけではないようで。
奇抜な発想と、農業土木に関する知恵と工夫で、米の生産量を増やし、お金を介した市場経済をも発展させたらしい。
つまり、新しい分野の開拓者。
今の時代ならば、IT産業や、ファンド関係かも。
与えられる道具は同じでも、どこに目をつけるかで、道は違ってくるんですね

でも、開拓者だけがすごいわけでもないんだけれど。
拓かれた後、それを成熟させるためには、多くの人が利用することが必要。
そうすることで、欠点が埋められ、新たな発展もうまれる。
パソコンソフトだ！って思います。
多くの人が使って、欠点が発見され、修正ソフトが配布される。
その繰り返しで、より精度の高いものが生まれる。
そういった意味でも、パソコンはまだまだ、未成熟な分野。
欠点だらけだし、不具合だらけ。
だからこそ、その性質を理解してうまく付き合いたいと思うんです。
固まりやすければ、こまめに保存。
データが大事ならばバックアップを。
サクサク使いたければ、無駄は削除。
そして、メンテナンス。
これまでは、ソフトを使うこと、新しい機能を追加することに振り回されてきたけれど、この辺で、管理するって方向を向いてみるのも必要かな。
マニュアルにもあるし、検索してもたくさん出てきます。
ちょっとずつ気にしてみると、パソコンとも長くいいお付き合いができると思いますよ