どこまでも続く道。
その道も、狭い日本では、地べたを進むことはできず、空に伸び始めて久しい。
建物も、どんどん空間に進出し・・・。
”狭い日本そんなに急いでどこへ行く”と流行ったこともあったっけ。
急いで急いで頑張って、バブルという夢の時代もあったけれど、突っ走った結果現在に至る。
”一億総中流”なんてものはどこへやら。
今やワーキングプアなどという言葉があるほど。
”働けど働けど 猶わが暮らし楽にならざり じっと手を見る”
身にしみる。
膨らんでしまった消費社会が、しぼむ痛み。
生きているだけでお金がかかる社会システム。
保障という名の取立て。
将来不安を払拭するはずのシステムに振り回されて。
どこをどう見直したらいいかもわからない。
不安はさらに不安をあおり、我が子だけにはと躍起になる。
”晴耕雨読”など、夢のまた夢。
シンプルライフ・・・難しい。
その日その日を乗り越えて、命つなぐ。
その繋がりがすなわち、人生だとは思うけれど。
できることならば、穏やかに過ごしたい。
一番の妙薬は、無欲・・・・か。
でも、せっかく受けた生、やりたいこともあるしなぁ・・・
優先順位と、質素・・・
これを心がけるとするか・・・な?